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ジェイ・ティー・マネジメント田中事務所の代表、田中です。日比谷のオフィスを拠点に、起業家、経営者に対し、濃密な支援を行っています。いつでもお気軽にコンタクトしてください。              ※詳しい経歴は、カテゴリ(左バー)の「My Profile & 会社概要」をご覧ください。
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2010年08月30日

●つれづれ日記: 親子二代をドラッカー教授がつなぐ?




※先日、20数万部が発行されている、あんしん財団情報誌「あんしんLife」さんの取材を受けました。これについてのご報告はまた後日。



    ●                 ●                 ●

 
 上の写真で私が持っている本は「ドラッカー経営哲学」(当時の定価で230円!)といって、1959年に、野田一夫さんの監訳で、日本事務能率協会から刊行されたものです。

つい先日、父から譲り受けました。

銀行員だった両親の仲人をしていただいた当時の副頭取が、熱烈なドラッカーの信奉者だったそうで、その方から、結婚する直前にこの本をプレゼントされ、以来、40数年間、大切に保管してきたということです。

今年の夏休みに、久しぶりに会いに行ったとき、私がドラッカー学会の要職に就いたことを聞いて、父が、書庫から引っ張り出してきたのです。

ここ数年、私の方が仕事に忙殺され、会いに行く機会がなかなか得られず、ドラッカー学会の仕事も含めて近況をきちんと報告していなかったので、両親がドラッカーに、このような形で縁があったことを、今回、初めて知りました。


 当時からドラッカーはかなり人気があり、父も若いころには、彼の書籍を読み込んだ時期があったようで、父いわく「魂が込められた理論」というものに初めて触れた気がしたそうです。また、当時の同僚の中には、実際に彼のセミナーに出かけた人も何人かいらしたとのことです。

しばし、当時の様子や現在のドラッカー学会についての話題に花が咲きました。


 今回の出来事は、コミュニケーションが希薄になりがちだった私たち親子の関係を、40数年の時を経たドラッカー教授のこの本がふたたび繋いでくれた、ということになるのでしょうか。

そう考えると、とても感慨深いものがあります。




◎書籍データ:
 『ドラッカー経営哲学』 野田一夫監修、日本事務能率協会編 1959年11月刊 定価230円(当時)



■ジェイ・ティー・マネジメント田中事務所■
 http://www.jtm-tanaka.com/
 〒105-0003
 東京都港区西新橋1-2-9日比谷セントラルビル14階
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Posted by ジェイ・ティー・マネジメント田中事務所 at 18:07Comments(0)戦略請負人のつれづれ日記

2010年08月18日

◆ドラッカーを知識として身につけるだけでは意味はない/柳井正




※2010年5月、早大でのドラッカー学会総会における柳井さん(接写!)。
とても気配りをされる方で、私がユニクロ1号店の話に触れたとき、当時お店があった広島市袋町の様子を懐かしそうに語っておられました。いつまでもお元気でご活躍頂きたい、ドラッカー学会が誇る経営者のお一人です。



              ●            ●            ●



◆気になるひとこと◆

-----ドラッカーの著書の場合、読んで知識として身についただけでは、大して意味はないんです。「ドラッカーはこんなふうに言っているけど、自分にとってそれはどうなのか?」と問いかけながら読み、自分の頭で考え、行動することが大切なんです------

                                         ~柳井 正『わがドラッカー流経営論』より



◆コメント◆

 わがドラッカー学会の会員でもあるファーストリテイリング会長兼社長の柳井正さんの言葉です。

5月の学会に来られた時にもおっしゃられていましたが、書籍から学ぶ際は、それを読むこと自体が目的ではなく、自分にとっての意味合いを考え、そこから得られた結論や仮説をもとに「実践」してみることが大切であると強調されています。

考えてみると、いまほどビジネス書籍が氾濫し、世界中の知識が入手しやすくなった時代はありません。アマゾンのサイトに行けば、かつては奥義とされてきた戦略コンサルティング・ファームの手法・技法や、高名な研究者が著した最先端の理論書などが、瞬時に手に入る時代になりました。

なのに、日本の企業や組織人の能力が全体的に向上した、という話はあまり聞きません。むしろ、欧米やアジア企業との比較でみると、向上どころか、競争力も個人の能力もジリジリと下げてきている感すらあります。

この理由を考えるとき、柳井さんの言葉が示唆している重要なことがあります。



※ドラッカー流経営論をいきいきと楽しそうに語る柳井さん。


それは、(読書などによって)知識を得ることは、あくまでも手段であり、成功に至るプロセスや問題解決の入口に立ったに過ぎないということです。そして、むしろ(知識を土台として)実践力を磨くことに早く取り掛かりなさい、ということです。

これは、言い換えると、知識や理論を自分なりに消化し、実践し、成果を目指さなければ、ビジネスパーソンにとって、読書の意味はないということです。

しかしながら、知識として得た新しいやり方を実践するということは、既存のやり方への挑戦を意味します。そこには、必ずと言っていいほど、保守的な人たちとの軋轢や小さくないリスク、結果へのプレッシャーと責任が発生します。

つまり、知識を得ただけで満足している場合ではなく、必死の思いで実践力を磨いていかねばならないわけです。ただ、残念ながら、多くの人間が、決してその領域に踏み込もうとはしない。

実際に、ツブれた会社の改革や再生の仕事をやっていると、やたらと経営理論を振り回す人間や評論家タイプの人間が、組織の上から下まで、何人もいる企業に出くわします。これは、彼らの知識が、何ら事業に生かされなかったということの証左であり、、たくさんの本を読んでも、行動を変えることや、それを生かすことができない人が大半であることを示しているのだと思います。


 こうした状況に陥らないためにも、改めて「理論実践経営の第一人者」である柳井さんの言葉をしっかりと噛みしめ、「知識や理論は実践することによって、はじめて意味あるものになる」ということを銘記して、日々の業務に邁進しなければならないと思うのです。



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Posted by ジェイ・ティー・マネジメント田中事務所 at 08:30Comments(0)気になるひとこと・フレーズ

2010年08月10日

●夏季休業のお知らせ




※カレイ山展望公園(今治市宮窪町)から、瀬戸内海のしまなみ海道(尾道~今治)の一部である伯方・大島大橋を望む。 瀬戸内海には大小3000の島があると言われています。
(今年の夏休みは瀬戸内海の小さな島で過ごします♪)



     ●               ●               ●



【夏季休業のお知らせ】

誠に勝手ながら、ジェイ・ティー・マネジメント田中事務所は下記の期間、休業させていただきます。


◆夏季休業期間◆

 2010年8月10日(火)~ 2010年8月16日(月)



2010年8月17日(火)より、通常通り営業いたします。
何卒、ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。


なお、休業期間中、お問い合わせ等がございましたら、メールフォームより、ご連絡ください。

後日、折り返しご連絡させていただきます。
2010年8月8日


ジェイ・ティー・マネジメント田中事務所
代表 田中 純


※瀬戸内海のしまなみ海道に浮かぶ能島(手前の小さな二つの島)です。
 かつてここは、村上水軍の本拠地だったところで、島全体が城でした。
 最後の水軍大将、村上武吉は、秀吉にこの地を追われ、
 いまは山口県の沖にある周防大島に眠っています。
  

Posted by ジェイ・ティー・マネジメント田中事務所 at 01:51Comments(0)JTM田中事務所からのお知らせ

2010年08月06日

■My Profile & 会社概要■



         ※写真左が田中。右は米カリフォルニアに本拠を置く、産業用システム開発企業の日本法人社長K氏




【My Profile 】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ジェイ・ティー・マネジメント田中事務所 : 代表 田中 純(たなか きよし)

◇経営戦略コンサルタント、プロフェッショナル経営者
  ※再生を担当した準大手・中堅企業における「役員歴」を複数保有.

◇生産管理工学のエンジニアとしてキャリアをスタート。ベンチャー企業投資育成会社、大手教育研修サービス会社等を経て、1993年、経営戦略コンサルティングファームに参画し、役員等を歴任。

その後、外資系M&Aコンサルティング会社の幹部や商社系ロジスティクス・システム開発会社の役員を経て、2007年、経営戦略具現化コンサルティングを生業とする「ジェイ・ティー・マネジメント田中事務所」(JTM=Japan Transformation Management)を設立。

経済学修士(大学院修了:システムズ・ダイナミクス)。ドラッカー学会(上田惇生代表)委員。
淑徳大学講師(2011年4月より)。

数多くの経営コンサルティング経験、外資・国内企業における経営職としての実践経験を通じて体系化したノウハウにより業績を回復・向上させた企業多数。経営コンサルタントのみならず、大手事業再生機関の外部スタッフや米国系投資ファンド指名の経営者としても再生先企業(主として上場廃止企業)に乗り込み、プロの経営者・経営幹部として腕をふるっている。


















※2010年度より、ドラッカー学会の司令塔部門「企画委員会委員」に就任致しました。2011年4月より、淑徳大学講師として、ドラッカー理論を中心とした講座も担当します。
写真の書籍は、19歳の時に初めて手にした経営書「マネジメント~課題・責任・実践 上下巻」(P.F.ドラッカー著)。


◇主な役職・所属機関
 ・国立大学法人 京都大学 経営管理大学院 共同研究者
 ・NPO法人インディペンデント・コントラクター協会会員
 ・ドラッカー学会(上田惇生代表)企画委員会 常任委員
 ・淑徳大学
 ・海洋エネルギー資源利用推進機構正会員
 ・国際養殖産業会(JIFAS)


◇主な専門(支援サービス)は以下の領域など。いずれも他には見られない実戦的な手法を駆使して、企業の成長・高度化を支援している(高付加価値型企業への進化を志向する、さまざまな業種・業態の企業を支援している)。

(個別の実績は下記【会社概要】をご参照ください)

◆支援サービス1 【コア事業の進化・高度化】
 あらゆる企業に存在する「見えない資産」の発掘とコア事業への融合~再組成によるコア事業の進化・高付加価値化を実現します。

◆支援サービス2 【ドラッカー理論を基盤としたマネジメント機能の導入・定着化】
 時代を超越する普遍性を持つドラッカーのマネジメント理論を、その背景にある哲学とともに組織に導入し、「顧客や社会に対する、高レベルで持続性の高い貢献性を持つ組織の実現」を図ります。

◆支援サービス3 【戦略ドライビング体制の構築】
 自社独自の戦略フレームワークを構築し、戦略から現場の道具レベルまでを作り込んで戦略を推進する体制の構築を支援します。

◆支援サービス4 【管理・間接部門の高度戦力化】
 管理・間接部門の抜本的業務改革による対直接事業戦力化(中央官制機能化によるコア事業支援)を目指します。



◇2006年より、京都大学における共同研究を皮切りに、国立大学法人等において、変化の激しい経営環境下に耐えうる、新しい形の動態的(ダイナミック)戦略論・組織論に関する研究活動も行っている。


◇メディアによる取材、雑誌への寄稿、講演等複数の実績あり。
 (詳しくは、下記URLより弊社Webページをご覧ください)



※千代田区平河町のプレジデント社/本社会議室にて。
  敬愛するプレジデント社の藤原昭広社長(右)との対談後のツーショットです。


※2009年12月「早稲田大学院・ドラッカー学会共催:ドラッカー生誕100周年記念講演会」にて。
 セブン&アイホールディングス名誉会長の伊藤雅俊(右)さんと。
 当日は、ともに講演者として登壇し、伊藤名誉会長とは10年ぶりの旧交を温めさせて頂きました。
 写真はリーガロイヤルホテルでの講演者パーティの模様です。
 (詳しくは、別のブログ記事をご覧ください。当日の写真満載です)


【会社概要】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

●事業所名
  ジェイ・ティー・マネジメント田中事務所


●所在地
  〒105-0003
   東京都港区西新橋1-2-9日比谷セントラルビル14階
    TEL:03-3975-8171  FAX:03-3975-8171

   【アクセス】
     都営三田線:内幸町駅A8番(エレベータ出口)を出て左手すぐ、
     またはA4番出口-徒歩1分
     JR線新橋駅:日比谷-徒歩5分、丸ノ内線:霞ヶ関駅C3出口-徒歩8分
     銀座線:虎ノ門駅9番出口-徒歩7分

   【地図】
     http://www.jtm-tanaka.com/others/access_map.html


●専門分野(事業内容)
  ・経営コンサルティング
    -経営・事業戦略の具現化
    -コア事業の進化・高度化・インテリジェント化
    -管理・間接部門の改革・対事業戦力化
    -技術戦略の立案・推進
    -マーケティング、セールスパワー向上戦略の立案・推進
    -業務改革(業務の効率化、処理能力の高度化)

  ・経営役員・参謀代行(マネジメントエージェント)
    -経営幹部代行による企業・事業再生、戦略の具現化


●実績(2000~2010年から抜粋)
  ※「コア事業の高度化・インテリジェント化」に関する成果事例のみを記載.

  ◇産業用ガス・化学製品開発
    「ガス・化学製品の供給会社から、品質・安全管理、工場施設マネジメントなどの組織スキルを
     パッケージングした、顧客企業の工場施設の設計コンサルティング・総合アウトソーシング事業
     への進出」

  ◇自動車用ケーブル開発・製造(一次協力会社)
    「コア・サブコア技術・スキルの発掘と再定義、および提案・コンサルティング機能強化による
     他業界(家電、加工機、風力発電機器)への進出」

  ◇半導体プリント基板製造
    「および半導体基板製造技術体系の整備・高度化による技術移転の円滑化、アジア地域への拡大、
     戦略的提携企業の開拓」

  ◇工業用ダイヤモンド加工・工具開発製造
    「研究開発体制の再構築および主力技術の再定義と家電、新エネルギー基幹装置など他市場への進出」

  ◇商社系中堅物流企業
    「中国など海外への展開を図る企業のための物流企画・コンサルティング機能の強化、中国・台湾等を
     またいだサプライチェーン・戦略的提携ネットワークの開発」

  ◇準大手海運会社
    「海運サービスポートフォリオの見直し、および航路設計・海運サービスのトータル設計力・提案力の強化、
     運輸コスト構造の全社的な視点からの最適化」

  ◇大手メーカーグループIT教育・研修企画会社
    「研修の企画販売事業から、顧客企業の戦略、組織能力、コンピテンシー分布を理解したソリューション
     提供型企業への事業構造の進化」

  ◇米国系大手組込みシステム開発
    「開発体制の強化、および組込みシステムの顧客製品への融合のためのリスク低減診断コンサルティングを
     体系化。ソリューションに組み込み、顧客企業に対する高付加価値の提供を実現。アジア地域における
     顧客市場の積極開拓を推進」   

  ◇その他



●主要講演テーマ

 ・「見えない資産の発掘と再組成による事業進化の方法~あるレンズを使うと、
   特許やブランド以外の見えない資産が見えてくる。組織内部を丁寧に見直そう」
    (2010年5月:情報通信産業の経営者・役員懇談会)

 ・「プロフェッショナル経営者の条件と実戦的手法」
    (2010年:淑徳大学大学院)

 ・「実戦的な戦略理論について考える~ダイナミック戦略論の系譜」
    (2009年:埼玉大学大学院)

 ・「全社業務改革と仕事のマーケティング~改革の手法としての社内マーケティングとは?」
    (2007年:大手旅行会社グループ)

 ・「管理・間接部門の高度化、戦力化とは?~直接事業に対する真の戦力化の方法」
    (2006年:某官庁の幹部研修)



●最近の講演実績

  ・2009年12月
   「早稲田大学院・ドラッカー学会共催:ドラッカー生誕100周年記念講演会」
     テーマ:「新型ナレッジワーカーとどう向き合うか」

  ・2010年3月
    淑徳大学大学院:池袋キャンパス
     テーマ:「プロフェッショナル経営者の条件と実戦的手法」

     その他実績複数あり。



●主な教育研修メニュー

 【事業戦略理論の解析・問題点整理による自社戦略フレームワーク創造演習】
   
  ○対象者:幹部社員、幹部候補社員、事業責任者
  ○内容:
    弊社が用意したフォーマットを用いて主要な経営・事業戦略理論とそれらで用いられているフレー
    ムワークのポイント整理&問題点の解析を行い、その結果をふまえたうえで「自社独自の変数を
    組み合わせたフレームワーク」を設計するトレーニングを行います。難解とされる既存の事業戦
    略理論のポイントを正しく理解し、それらが抱える問題点をふまえたうえで自社の戦略のあるべ
    き姿や方向性を考えられるようになることをめざします。

  
 【リアルブロックモデリングによるチームワーク&問題解決研修】

  ○対象:若手幹部候補社員、一般社員
  ○内容:
    オーダーを受けて、ブロックとパーツを用いてある構造物を創出する過程で、チームワークのあり方や
    問題解決の方法を楽しみながら学びます。経済団体の合同社員研修などで数多くの実績があり、
    弊社の研修の中でもトップクラスの評価をいただいております。


 【見えない資産を掘り起こせ!自社のインタンジブル・アセット&デット診断講座】

  ○対象:幹部候補社員、新規事業開発・本業の再強化を担う社員
  ○内容:
   「目に見えない資産」は何も知的財産権などの特許だけに限りません。御社の既存事業を組成する要素
    を丹念に分解し、「見えない資産・負債のバランス・シート」を作成し、“計上”された資産を新たに組成し
    し直すことにより、本業の進化、高度化、再強化の方向性を見出し、「エッジ・アウト戦略」(本業からの
    滲み出し戦略)を考えていきます。


 【ロジカルシンキングを超える「インテグレーティブ・シンキング」講座】

  ○対象:幹部候補社員、企画部門など机上での思考作業が多い実務者
  ○内容:
    市場ニーズが高度化・高付加価値化しているいま、機械的なロジカル・シンキングでは超えられな
    い壁が存在します。それを乗りこえていくための実戦的な統合思考法の理論や実例を学ぶと同時に、
    簡単なケース(弊社作成資料)を用いて演習を行い、インテグレーティブ・シンキングとは何かを
    体感していただきます。



●所属団体  
  ・IASM国際戦略経営学会(中央大学ビジネススクール戦略経営アカデミー)
  ・明治大学ビジネスコンソーシアム
  ・ドラッカー学会
  ・NPO法人 インディペンデント・コントラクター協会
  ・情報通信ベンチャー支援センター(NICT情報通信研究機構)
  ・日本ベンチャー学会



●Webページ
  http://www.jtm-tanaka.com/





●メッセージ

 経営戦略コンサルタントと事業経営者の双方の経験をフルに生かして、経営者、起業家のための濃密な支援を行っています。戦略とロジックの高次元での融合による実戦性、そして結果を厳しく求められる(企業再生における)プロ経営者の世界で生きてきましたが、人に対する思いやりや愛情、企業経営の真のあり方に対する思い入れは人並み以上に持っているつもりです。いつでもお気軽にコンタクトしてください!




※同じく2009年12月「ドラッカー生誕100周年記念講演会」講演者パーティにて。
 左から米国エクソンモービル人事統括本部長のS氏、私、日立製作所の
 通信・金融事業人事グループのH氏。お二人ともに日米を代表する企業の
 優秀な人事マンで、田中と人材マネジメントに関する共同研究を行っています。


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Posted by ジェイ・ティー・マネジメント田中事務所 at 17:42Comments(0)■My Profile & 会社概要■

2010年08月03日

●つれづれ日記:ケイパビリティによる企業進化戦略の視点とは?



 ※時代とともに事業の“重心“とそれを支えるコア・ケイパビリティが移動する。ゆえに、かつての重心の周辺を丹念に検証し、再び重心を捕捉したうえで事業の再構築を図ることが重要.


          ●          ●          ●


 きょうは、長期的に着実な成長を続ける企業群が、どのような視点で自社の進化を図っているかについて触れてみましょう。

 この分野の初期の開拓者として知られる、ベイン&カンパニー社の戦略コンサルタントであるクリス・ズック氏が、事業を着実に進化させるために、以下のようなユニークな視点を提唱しています。


いわく、

●「事業活動を支える機能単位であるケイパビリティを、ある種の枠組みにそって丹念に可視化・構造化すると、多くの企業において、化学の元素記号の周期律表のように沢山のものが浮かび上がってくる」

●そして「市場性や顧客の経済性をにらみながらこれらを再組成したり、他の分野の補完的な資産と組み合わせたりすることで、従来とは異なる事業の進化軸を発見できる可能性が高まる」



 これは、リスクを抑えながら事業の進化を図るための重要な視点にもかかわらず、多くの企業で、正面から体系的に検討されることが殆ど無い方法論だと思います。

何故なら、一般的に言って、多くの企業は、ともすれば新しい市場や技術、経営手法・技法に目を奪われがちになります。特に現在の事業ややり方に陰りが見えてきたとき、いいものを持っているケイパビリティさえも、陳腐化しつつある事業と一緒くたにしてしまい、事業全体を構成する機能すべてをダメなものと判定してしまう企業が少なくないからです。

しかし、どんなに厳しい状況にある企業にも、当人たちも自覚していない、または過小評価しているケイパビリティやインタンジブルな資産が埋もれています。

その最小単位は、個人の中に留まっているスキルやノウハウなどですが、大きな単位になると、ある一定方向からのアプローチしかできていないゆえに、せっかく特権的なアクセス権があるにもかかわらず、「大きなプロフィット・ポテンシャルを持つ顧客セグメントを丸ごと埋没させてしまっている例」などがあります。

また、メインの製品やサービスの業績動向に一喜一憂するあまり、それに付随する将来のコア・ケイパビリティの可能性を見逃してしまう。そして、突如として現れた、当該事業領域における新しいコア・ケイパビリティを持つ新興企業に、得意なはずの分野で出し抜かれてしまう、といった例もよく見受けられます。


 ここで改めて企業の進化を、自らのケイパビリティを検証して進化軸の発見につなげていった有名な企業の事例で考えてみましょう。

例えばアメリカン・エクスプレス社とIBM社です。前者は社名からもわかるように、かつては貨物運送事業を、IBM社は、これもよく知られているように、メインフレームS390を中心とした、いわゆるハード設備の販売を事業の中心にしていました。

しかし、それらの事業に陰りが見えてきたとき、主力事業を支えるサブシステム(サブ・ケイパビリティ)として事業体系の下位に位置していたペイメント・郵便為替サービス機能(アメックス)や顧客ソリューション提供サービス機能(IBM)を新たに事業体系の最上位(事業領域の中心)へ移動させました。そして更に、それに付随するケイパビリティ群や資産群を組み換えて事業の進化・高度化をはかり、成長への道を切り開いていったのです。

こうした、長期的にたゆまぬ成長を実現している会社は、いわゆる「飛び地」といわれるまったく新しい分野での事業立ち上げやM&Aなどに社運を賭ける、などといったことは殆どありません。実は、意外にも、自分の足元をしっかりと見つめ、「すでに持っている資産の可能性」を丁寧に検証し、着実な事業進化につなげている例が多いのです。


 いさましい競争戦略やM&A戦略を語ることも時には必要でしょう。しかし、リスクを最小限に抑え、着実な事業進化をはかる、といった堅実な経営が求められているのもまた現実です。

改めて自分の足元を見つめ、すでに持っている資産を丁寧に掘り起こし整備していく、すなわち「身の回りにあるものをフルに活用して攻勢に転じる」といった姿勢も決して忘れてはならないと思います。



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